簡単な材料と調理法で美味しいと思えるものができた時に感じることがあります。
シンプルで美味しい料理は受け継がれていくだろうな。
それで昔の人も、僕も、未来の人も同じ味を”おいしい”と感じただろうし、感じるだろうし、感じてくれるだろうなってことなんです。
なので料理って簡単に時間と空間を飛び越えてしまうタイムマシンなんじゃないかと思うんですよ。
まあこんな詩的なことを言っているのも、この前Back to the Future3部作を見たからなんですけどね。
そんなわけで今日も美味しいものを作ります、小さなタイムマシンのなかで。
本日の材料(7皿から8皿分くらい)
合挽肉 500g(目安)
牛ひき肉 200g(目安)
にんじん 2本
玉ねぎ 3玉
にんにく 3片
ローリエ 2枚
カットトマト缶 3缶
赤ワイン 80ml(目安)
塩コショウ 適量
玉ねぎとにんじんは大きめのみじん切り。(食べた時に食感があった方がおいしいと思うから)
上からオリーブオイルをかけて蓋をして蒸し焼きにします。
焦げないようにたまに混ぜて、
にんじんが柔らかくなるまで。
柔らかくなったら、
みじん切りのにんにくにオリーブオイルをいれて火を点ける。
にんにくが柔らかくなったら、蒸し焼きしたにんじんと玉ねぎ、カットトマト缶を3缶入れて煮込んでいきます。
こんな感じ。
コンロが空いたので合挽肉を焼きます。焼き色が付くまでしっかりと焼いて、
焼けたら塩コショウをして、
鍋に合流。
フライパンには美味しい成分が付着してるから、
ワインを入れて美味しい成分を移して
これも鍋に合流。
ここからローリエを入れて煮込みます。
ミートソースって”これくらいの固さだよな”ってくらいまで煮込みます。(トマト缶の水分を飛ばします)
煮込んでいくと、合挽肉から美味しい成分がソースに出ていきますよね。美味しいソースと味の抜けた挽肉になります。
なので、ミートソースが程よい固さになったら、
牛ひき肉を焼きます。これは美味しい肉を味わうための挽肉。
きちんと焼き目をつけて、
焼き終わったら塩コショウで味をつけて
鍋に合流。
フライパンに残った旨味成分は水に移して鍋に入れます。
少し味見をしたのですが、この水は本当に美味しいです。必ず鍋に入れましょう。
混ぜ合わせたら作業は終わり。
塩コショウで味付けしたら完成。
パルミジャーノ・レッジャーノと粗挽きのコショウをかけて食べるのが好き、おいしい。
このレシピで作ると2リットルくらいできます。結構大きな鍋が必要になるので作られる方は量を減らして作ってください。
我が家はこの鍋で作ってます。8リットルまで目盛りがついてます。以前誕生日プレゼントで奥さんからもらったものです。