2021/5/2
以前スーパーで見つけて興味本位で買ってみた”マルコメ大豆のお肉”を調理する時が来ました。
それではバーガーパティを作っていきます。
材料(パティ2枚分)
大豆のお肉 50g(乾燥状態)
卵 1個
パン粉 大さじ3
塩 胡椒 適宜
まずは大豆のお肉を熱湯で1分茹でて戻します。
重量で3.5倍くらいになります。一粒食べてみましたが、ほとんど味はしません。遠くの方で煎った豆の味がします。
粗熱をとったら卵とパン粉と混ぜます。
ここで少し驚いたのですが、全くつながりません。ひき肉でハンバークを作ろうとすると硬めのペースト状になりますが、大豆のお肉は違います。一粒一粒が独立心を発揮してまとまる気配がありません。
仕方がないので、かるく握ってフライパンの中に入れます。この時点ではバラバラです。
フライパンの側面とフライ返しをつかって、フライパンの中で整形します。
熱で卵のタンパク質が固まることでなんとかハンバーグ然としてきます。
固まってきたらひっくり返します。ハンバーグみたいになりました。どれくらい焼いたら良いのかもわかりにくいので、美味しそうになるまで焼きます。最後に塩胡椒をして焼き上がりとします。
一応、バーガーパティっぽくできました。
パティが出来てしまえばこっちのものです。
あとは大きめのロールパンに野菜とドレッシングと挟んだら大豆ミートバーガーの完成です。
マヨネーズとサウザンアイランドドレッシングで味付けました。
本日のメニュー
大豆ミートのハンバーガー
サラダ
ポテト
今日も美味しかった。
全く固まらなかった時は失敗したかと思いましたが、フライパンで熱を入れると卵のおかげできちんと固まって、おいしいハンバーガーを食べることができました。
この日は前日に少し残ったサラダと冷凍庫にあったロールパンと”大豆のお肉”で簡単にハンバーガーができました。”大豆のお肉”の魅力は手軽さだと思います。
”大豆のお肉”と動物の肉との比較
食感はかなり似ていると思います。バーガーパティとして違和感はありませんでした。
味は比較にならないですね。”大豆のお肉”はほとんど味が無いです。
なので、あっさりした料理には向かないかと思います。しかし、味が強い料理とは相性が良いです。とくにハンバーガーのように様々な調味料を使って、味の洪水のようになっている料理には大豆のお肉は良い選択肢になると思います。塩胡椒、ケチャップ、マヨネーズやサウザンアイランドドレッシングの味で溢れていて、バーガーパティの味はあんまり気にならないので”大豆のお肉”に置き換えてもほとんど違和感ないです。
なので、置き換えられる料理では”大豆のお肉にはいくつかのメリットがあります。
1、大豆のお肉は脂質が低くタンパク質と糖質が主な成分なので、脂質とカロリーを抑えた食事を摂りたい方にはメリットです。
2、気軽に料理できます。”大豆のお肉”は脂質が少ないので、キッチンや調理器具の洗浄がすぐに終わります。また、力を入れてハンバーグのタネを練る必要も手を冷やす必要もないのでやはり気軽です。
3、保存も楽、用意も楽。常温保存ができ、必要な分量を熱湯で1分茹で戻すだけで用意ができます。
”大豆のお肉”が動物の肉にとって代わるとは思えませんが、いくつか優れている点もあるので、上手く使えば第4のお肉として食卓の主役に成りえるかもしれませんね。