私の母はあまり料理をしない人なのですが、ひじきの煮物と焼き餃子はとても美味しく作ります。
とくに焼き餃子は世界一です。これは贔屓目では無く事実として世界一美味しいです。思い出補正でもないです、最近も食べたので。
それで自分で料理をするようになってから一度一緒に作ってもらったことがあって、
どんな魔法があるのかなと期待していたら、基本的な作り方はモランボンの餃子の皮の袋に書いてある作り方なんですよね、それで分量とかはちょいちょいはみ出したりするんですよ。そんな適当で美味しいものができるのかと思いながら、餃子を包んで焼いてもらったら、やっぱり世界一美味しいんです。
不思議なんですけどきっとこの世界一の餃子は、モランボンの皮、袋にある作り方、母の性格や手先の器用さや力加減、料理を作るときの癖、使っている道具、餃子を焼く時の感覚などの要素が惑星直列のように完璧に合致して世界一美味しい焼き餃子になっていたんだなと思いました。まあ、再現性がないのである意味で魔法なんですけどね。
というわけで、世界一は無理なので2番目においしい餃子を目指します。
それと美味しくても同じ味だと飽きてしまうので、
1、ニラ餃子
2、パクチー・タケノコ餃子
3、レンコン・大葉・エビ餃子
の3種類の餃子を作ります。
それでは焼き餃子を作っていきます。
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本日の材料(最終的に120個)
餃子のベース
豚ひき肉 700g
キャベツ 700g(しっかり詰まっているキャベツの1/2)
長ネギ 1本
にんにく 8片
生姜 にんにくと同量
調味料
創味シャンタン 大さじ2
醤油 大さじ2
片栗粉 大さじ2
ごま油 大さじ2
日本酒 大さじ2
コショウ 粗挽きで多め
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まずはキャベツを切ります。
粗みじんよりも大きく切ります。食感があったほうがおうち餃子っぽくなります。
小さじ2の塩で塩もみ。キャベツに満遍なく塩が回るようにかき混ぜます。
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途中に一度底からかき混ぜて、
10分経ったら底面に溜まっている水を捨てるだけ、キャベツは絞らない。
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にんにくと生姜は半分はみじん切り、もう半分はすりおろす。
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キャベツのボウルにひき肉とみじん切りにしたネギ、にんにくと生姜、調味料を入れたら、
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粘りがでるまでしっかり練ります。これで餃子のベースが完成。
このままでも皮に包めば餃子ですけど、(これを包んだら80〜100個分くらい)
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3種類のタネを作るので、3等分にします。
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まずはニラ餃子。
餃子40個に対してニラが1束。
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ニラをみじん切りにして、
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しっかり混ぜてニラ餃子のタネが完成。
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次はパクチーとタケノコの餃子。
パクチーは3株、タケノコの水煮は300gで作りました。
パクチーはこの倍入れても良かったな。
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東南アジアの風を吹かせたいのでナンプラーを大さじ1。
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パクチーとタケノコをみじん切りにしたら、
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よく混ぜたて、パクチー・タケノコの餃子のタネが完成。
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最後は、レンコン・大葉・エビ餃子です。
大葉は40枚くらい。20枚はみじん切り、20枚は半分に切って皮に敷いて包み込みます。
大袋に入った不揃いの大葉で十分です。
レンコンは240g。5センチくらい。
エビはバナメイエビで20尾くらい。
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レンコンは小さく切ったら水にさらす。
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水を切ったレンコンとみじん切りの大葉、エビは1尾を4つくらいに切って入れたら、
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よく混ぜて、レンコン・大葉・エビ餃子のタネの完成。
これで3つの餃子のタネができたので包んでいきます。
私は包むのが苦手なので、
奥さんにお願いするとあれよあれよと言う間に120個の餃子ができました。
(皮の大きさにもよるので個数は目安程度)
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綺麗に包んでもらって、
それでは焼いていきますか。
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フライパンに油をひいたら熱湯を入れたら火をつけます。
熱湯はフライパンの底を覆うくらい。
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蓋をして中火で5分くらい。水気が無くなってきたら、
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ごま油をひと回しで、焼き目をつけます。
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油が飛ぶのが嫌なので、隙間を空けて蓋を置く。
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周りの羽部分の色が焼き上がりの合図。
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こんな感じにできました。
おいしいです。どんどん食べてしまいます。
塩加減は強くないので、醤油やポン酢をつけて食べるのが良いです。
私のおすすめ順としたは、
1、ニラ餃子
2、レンコン・大葉・エビ餃子
3、パクチー・タケノコ餃子
の順番です。
ニラ餃子は普通に美味しいです。
レンコン〜餃子はレンコンのシャキシャキ感とエビのプリプリ感と大葉の爽やかさが美味しいですね。ポン酢につけて食べるのが良いです。
パクチー〜餃子も東南アジア系の味で変わり種としておいしいです。とくに女性が好むかなって感じです。
わが家ではホットプレートで餃子を焼きます。
餃子が焼けるまでビールを飲みながらのんびり待てますし、食べる時は最後まで熱々です。
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餃子を置いて油ひく、お湯を入れたら蓋をして加熱開始。
お湯が無くなってきたら、蓋を外して水気を飛ばす。
最後にごま油をひと回しして、焼き目をつけたら完成。
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焼き上がったらどんどん食べていきます。
いくらでもあるので焼いては食べて、焼いては食べて。