焼き芋をマスターすれば一生のスキルになり得ると思うんですよ、大袈裟ではなく。
クレームブリュレの研究は頓挫してますが、焼き芋の研究を開始します。
焼き芋用の黒いホイルを使います。
このホイルを見て焼き芋の研究を思い立ったんです。
スーパーで見かけて焼き芋は科学なのだとロマンを感じたんです。
どうも早く焼くための製品のようですね。
美味しく焼けるかは書いていない。
焼き上がり時間の点線が果たして何分を示しているのかって、もうロマンを感じますよね。
焼き方が書いてあるんですけど、
ホイルの取り出し口に書いちゃったもんだから、2回目からは見れないんです。
これもロマンなんですよね。
ハンターハンターでジンさんが残したカセットテープのように一度だけ再生できるんです。
そんなロマン溢れるホイルで紅はるかを包みます。
きれいに洗って、
黒ホイルに包みます。銀色の面に置く。
こんな感じに包みました。
違いを観察するために大きさが似ている右側の2つの芋は黒ホイルと普通の銀ホイルに包んでみます。
低温でじっくり焼くのが美味しいと聞いたので、170℃で焼いていきます。
竹串を刺して、すっと通ったら完成とします。
タイマーが15分までなので、何回か繰り返して、
できました。
焼き上がり時間は左から45分・60分・75分でした。黒ホイルの方が早く火が通るようですね。
今後も観察が必要ですが、この黒ホイルはロマンだけでは無いようです。実力もある。
ホイルを剥くとこんな感じ。この時は75分焼いて少し経ったくらい。
左はシワっとして蜜も出てきている。右はハリがあり蜜は出ていない。真ん中は両者の中間って感じ。
左の紅はるか トロトロ系で甘みも強い。私はこんな感じが好き。
右の紅はるか 銀ホイルで焼いた芋
ホクホク系で甘みが薄い気がする。うちの奥さんはこんな感じが好き。
紅はるかは品種としてはトロトロ系なんですけど、結構違いが出るものなんですね。
今回の結果
黒ホイルは早く火を通すためには必要なものである。しかし、その必要があるかは今後の研究による。
紅はるかに関して、芋にも個体差にあるが、もし個体差が無いのだとしたら焼き芋は早く火を通すか火を通した後に置いておくことで甘くトロトロになるのかもしれない。
個体差は試行回数が増えれば収束していくからあまり考えなくても良い。
竹串がすっと通ったら完成にしたが、さらに長い時間火を通すとどうなるのかも観察する必要がある。